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プロフィール

 

脇岡 洋平

 

1980年東京生まれ。5歳よりピアノを始める。

1999年東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校を卒業、2003年東京藝術大学音楽学部を卒業。

2004年度よりベルリン「ハンス・アイスラー」音楽大学にてG.クプファーナーゲル氏に師事し、2007年度より同大学の大学院にて更なる研鑽を積む。2010年ベルリン”ハンス・アイスラー”音楽大学大学院コンツェルトイグザーメン課程の卒業試験において最高点で卒業し、国家演奏家資格を取得。その後1年間ブダペストのリスト音楽院にてG.ナードル氏に師事。

 

1999年第2回かずさアカデミアピアノコンクール第2位、2000年第69回日本音楽コンクール第3位、2002年日本チャイコフスキーコンクール第2位、浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位、2005年A.M.A.カラブリア国際ピアノコンクール第5位(イタリア)、ポルト国際ピアノコンクール第5位(ポルトガル)、アルトゥール・シュナーベルピアノコンクール第3位(1位なし)(ドイツ)、2008年フランツ・リスト国際ピアノコンクール、セミファイナリスト(オランダ)、フランツ・リスト賞国際ピアノコンクール第2位(イタリア)。

また、2005年度より明治安田文化財団の奨学生として2年間にわたり奨学金を授与され、2007年度より文化庁海外研修員として、2008年度よりはローム財団の奨学生として4年間派遣される。

 

2005年にはベルリンスタインウェイハウスにてリサイタル、また、ブランデンブルグ交響楽団とシューマンのピアノ協奏曲を共演し、ドイツ国内の音楽雑誌、新聞紙上において高い評価を得る。そのほかドイツ国内にてコンサートへの出演やリサイタルを開き好評を得る。その他、これまでに、ベルリンコンツェルトハウスオーケストラ、「ミハイル・ホラ」フィルハーモニー、ポルト交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ニューフィルハーモニー千葉、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団等と共演。

2009年より定期的にブダペストのリスト博物館のリサイタルシリーズに出演し、2013年春にはリストソサイエティーに招かれ、同博物館にて開催されたワーグナー=リスト音楽週間のオープニングセレモニーに出演。また2017年のリストバースデイコンサートにも招かれリサイタルを行い、聴衆から万雷の拍手を受けた。2018年にも出演を依頼されている。

 

2010年、2012、2015年に東京文化会館小ホールにて開催したリサイタルでは国内の音楽誌上にて高い評価を受ける。

川南モーツァルト音楽祭やジョイフルコンサートコーチなどの音楽祭で「ベートーベン4,5番」、「グリーク」「モーツァルト24番」などを演奏し、コンチェルトも需要なレパートリーとなっている。

室内楽では、鈴木良昭、ディルク・アルトマン(クラリネット)、チェ・ムンス、伝田正秀(ヴァイオリン)、リンツ・ブルックナーハウスのアンナ・マリア・パーマー(ソプラノ)、江口心一(チェロ)、トーマス・ローデ(オーボエ)各氏等と共演。

 

V.ミシュク、中村紘子、V.マカロフ、A.ヴァルディ、D.バシュキーロフ、H.シグフリッドソン、P.ギリロフの各氏のマスタークラスを受講。これまでに出羽真理、神谷郁代、田辺緑、播本三恵子の各氏に師事。

現在ソロピアニストや室内楽奏者として活動する傍ら、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校非常勤講師をつとめたのち、日本大学芸術学部准教授を務めている。

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